弊社の商品紹介シリーズ ③和包丁(その2)

2025.10.6New 商品紹介

和包丁洋包丁の違いは何ですか?と聞かれたなら、皆さんはどんな風に説明されますか?

見た目ははっきり違うのですが、言語化するとしたら…。ということで2回目。

和包丁は、日本のお寿司であったり刺身であったり、または飾り切りなどといった食文化と共に発展してきました。

これら和食の繊細な仕上げのために、切り口の美しさに拘って、素材にあわせた「専用」の道具として和包丁が作られ

ました。切り口の鋭さ・美しさのために本職用・プロ用の和包丁は片刃が好まれ、用途に応じて何種類もの和包丁がつ

くられました。また刃のコントロールを重視するため、柄は軽くできています。『道具もの』ですので、刃は繰り返し

研いで使われます。柄も白木の清潔なものが好まれました。また柄が傷んだ場合も、柄を交換して使える作りとなって

います。

 

対して、洋包丁は牛刀、三徳、ペティナイフなど、一本で肉・魚・野菜のカットのできる万能性を重視した道具と言え

ます。刃も両刃で素材に対して均等に力がかかる実用的な作りとなっています。柄(ハンドル)も樹脂などが使われ、重

くて頑丈(柄の重さを利用して素材をカットする)という特徴があります。また包丁の刃の金属部分が柄の中を通っていて、

柄の左右からリベットで止めて固定しています(柄の交換を前提とはしていません)

 

なんとなく和包丁と呼ぶときは、プロ用・本職用というイメージがあるように思います。

切り口に拘りが無ければ、両刃は安定してお使いいただきやすいという利点もあります。

弊社のラインナップはご家庭用に両刃の包丁も充実しております。お魚・お肉・野菜と兼用

でお使いいただける三徳包丁などの商品もございます。→商品ページはこちら

両刃が切れない、というわけではございませんので安心してお使いくださいませ。

→両刃包丁のページへ

 

 

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